甘えの構造・ナツコの場合 | 人妻ナツコの、ろすとばあじん物語

甘えの構造・ナツコの場合

落とし穴に嵌まって起き上がれないでいると、


色々気づくことがありますねえ。


今回は


「ああー、前は毎日こんなんだったっけ。


今は違うんだなあ。


毎日しんどくないんだなあ」


と気づきましたです。


そ、


ナツコさんはずーーーーっと「あー、しにたいしにたい、あーしにたい」って


思ってしんどい苦しいからだを引きずって生きてて、


それがふつうの状態だったのに


ここんとこ、そんなこと思いもしなかった。


ま、だからね、長年連れ添ったオトモダチが訪ねてきても


不思議はない訳です。


そんな急にサヨナラはできない。



あとね、


自分の「甘え」についてもわかったことがありました。


ナツコさんねえ、


いっつも甘えたくてしょうがなかったの。


いっつも淋しくて、悲しくて、空しくて、


誰かに甘えたくて甘えたくて、それこそシニソウだったの。


でも、そんなことしたこと一度もない。




だから本当は


「ねえ、今、苦しいの。助けてほしいの、抱きしめてほしいの」って


その場ですがって泣きたいんだって思ってたのです。


したいのに、我慢してるんだって思ってた。


自分は甘え下手なんだって。




・・・でもね、なんかね、チガッタみたいなんですよ。



苦しいときはひとりで苦しみたい。


やせ我慢じゃないのです。


あのねえ、


ナツコさんだってね、


本当は「今すぐ抱いて」の可愛い女子がいいんですよ!!


これ、かっこつけでも皮肉でもないんです。


ただ、自分はそこで甘えても楽しくないんだってわかったの。


そこで優しい言葉をかけられるのもあまり好みじゃないってわかったの。



苦しかったよ、って後で話すのも、好みじゃない。


ナツコさんが苦しさを表すのは


ただひとつ、


書くとき、だけ。


それも誰かにわかってほしい訳じゃなくて


ただ書きたいの


(・・・それを、ダレカが読んで、何か感じてくれたら、


ほんとうに素敵なことだと思います)。




男のひとでも、女のひとでも、


いつだってナツコさんは甘えてるんだなあってわかったのです。


ほっといてくれる人しかいないもん。


そういう人がここちいい。



で、


ナツコさんが甘えたくなったとき、


甘えさせてほしい。


それは「苦しかったの・・・・」とかじゃなくて、


楽しくお話したり、お茶したり、のんびりしたり、ってことでいい。


甘えたいときに勝手に連絡して、


「いいよ」って受けてくれて、


仲良くしてくれるのが、


すっごくすっごくすっごく嬉しい。





あとはね、


男のひとでいえば


ほんとうに柔らかくくにゃくにゃになって甘えるのはね、


セックスする時だけでいいな。


それも「ねえ、好き?」とかそういうのじゃなくて、


・・・・なんだろ。


服、脱いで、裸になって、


触れあってそれできもちよくなってしまう自分を


明け渡すってことが、


最大限に甘えてる状態なんだなあ、きっと。




電話とかメールとかでふにゃふにゃやるのは好みじゃないみたいです。


まったく可愛くない。ちえ。


あー、なんだかつまんなくなってきた。ちくしょう。


「わたしのこと、好きって言って?」って言えるような


女の子になってみたい!!!!!ぎゃおー!!